問い合わせ対応をAIで自動化したいものの、どこまで任せられるのか、費用や設定の難しさも気になりますよね。
緑(みどり)Chatbaseは日本語でも使える?料金はいくら?自社サイトへの導入は難しくないかな……。
と思っていませんか?



Chatbaseは、自社データを使って問い合わせ対応・営業・商品案内などを自動化できるAIエージェントプラットフォームです。無料プランもあるため、自社で使えるか試してから本格導入を判断できます。
現在のChatbaseは、WebサイトやPDF、Word、Q&A、Notionなどの情報を登録し、その内容をもとに顧客へ回答できます。従来のFAQ型チャットボットより対応範囲が広く、Webチャットだけでなくメールや音声、WhatsAppなど複数のチャネルへ展開できるのも特徴です。
さらに、ShopifyやStripe、Zendeskなどの外部サービスと連携すれば、商品検索や注文情報の確認、予約、有人対応への引き継ぎといった処理にも利用できます。単に質問へ答えるだけでなく、顧客との会話を起点に実際の業務まで進められます。
料金はFreeからEnterpriseまで用意されており、Freeプランなら月額$0で月50メッセージクレジットまで利用できます。日本語での質問・回答にも対応していますが、管理画面や公式ドキュメントには英語表記が多く、利用するAIモデルによってクレジット消費量が変わる点には注意が必要です。
簡単にまとめると
- まず自社データで回答品質を試したい方 → Freeプランがおすすめ
- 小規模なWebチャット運用を始めたい方 → Hobbyプランが候補
- Helpdesk・音声・APIまで使って本格運用したい企業 → Standard以上が候補
- SSO・監査ログ・SLAなど法人向け要件を重視する企業 → Enterpriseを個別相談
Chatbaseが自社の問い合わせ対応に合うか迷っているなら、まずFreeプランでFAQやWebサイトを登録し、実際の質問を入力して回答品質を確認すると判断しやすくなります。
- Chatbaseの特徴とできること
- 料金プランとメッセージクレジットの仕組み
- 日本語対応状況と基本的な使い方
- 導入時の注意点とセキュリティ
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Chatbaseとは|自社データを活用できるAIエージェント


Chatbaseは、企業が保有するWebサイトや文書などの情報をもとに、顧客と会話しながら対応を進められるAIエージェントプラットフォームです。
Webサイトのページ、PDF・Wordファイル、テキスト、Q&A、Notionなどをデータソースとして登録できます。登録した情報は、質問に関連する情報を検索して回答へ反映する仕組みに利用されます。
現在のChatbaseは、単にFAQへ回答するチャットボットだけを作るサービスではありません。顧客サポート、見込み客への案内、商品提案などを担うAIエージェントを作成し、チャット・メール・音声といった複数の接点へ展開できます。
さらに外部サービスやAPIと接続すれば、顧客ごとの情報を取得したり、予約や注文関連の処理を行ったりすることも可能です。「質問に答えるAI」から「会話を起点に業務を進めるAI」へ用途を広げられる点が、現在のChatbaseを理解するうえで重要です。
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Chatbaseの主な特徴・できること
Chatbaseの機能は、大きく「学習」「顧客対応」「外部連携」「分析」に分けて考えると分かりやすいです。自社情報への回答だけでなく、顧客との会話から実際の処理や改善までつなげられるのが特徴です。
1.自社のWebサイトや文書を学習できる
自社の商品情報やFAQ、マニュアルなどをAIエージェントの情報源として登録できます。対応している主なデータソースはWebサイト、サイトマップ、個別URL、PDF、TXT、Word、テキスト、Q&A、Notionなどです。
Webサイトはクロール対象を指定できるため、不要なページを除外しながら必要な情報を取り込めます。サポート担当者が毎回資料を探して回答する代わりに、登録済みの社内情報や公開情報をもとにAIが回答できる環境を作れます。
2.チャット・メール・音声で顧客対応できる
1つのAIエージェントを、Webチャットだけでなくメールや音声など複数の顧客接点へ展開できます。Webサイト上のチャットウィジェットのほか、WhatsAppなどのチャネルにも対応しています。
メールでは専用のエージェント用アドレスを利用でき、自社ドメインのメールを接続する設定も可能です。音声ではAIエージェントの声や言語などを設定でき、Twilioとの連携による電話対応にも利用できます。窓口ごとに別の仕組みを構築せず、同じAIエージェントを活用しやすい構成です。
3.外部サービスと連携して業務を自動化できる
Chatbaseは外部サービスから情報を取得したり処理を実行したりする「Actions」を利用できます。回答を返すだけではなく、会話の内容に応じて次の業務へつなげられる仕組みです。
たとえばShopifyでは商品検索や注文情報の取得、カート確認などに対応しています。Stripeでは契約内容や請求書の確認、CalendlyやCal.comでは予約に関する処理が可能です。
Zendesk、Salesforce、Intercom、HubSpotなどのヘルプデスク・CRMとも接続でき、必要に応じて人間の担当者へ会話履歴を引き継げます。標準機能で足りない処理は、Custom Actionから外部APIへ接続する方法もあります。
4.会話ログや分析機能から回答を改善できる
公開後の会話を分析し、AIエージェントの回答を継続的に改善できます。Analyticsではチャット数やメッセージ数、ユーザーからの評価のほか、会話のトピックやセンチメントなどを確認できます。
「どの質問で評価が低いか」「顧客が何について問い合わせているか」を確認し、データソースや指示を見直す流れを作れます。会話履歴から回答を修正し、その内容をQ&Aとして改善へ反映する機能もあるため、導入して終わりではなく運用しながら精度を調整できます。
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Chatbaseの主な活用方法


Chatbaseは問い合わせ削減だけでなく、販売前後の顧客対応にも利用できます。FAQ対応・営業支援・ECの商品案内など、顧客との会話が発生する業務をまとめて自動化しやすいのが特徴です。
1.問い合わせ・FAQ対応を24時間自動化する
営業時間外を含め、よくある問い合わせへAIが24時間回答できます。料金、サービス内容、操作方法、配送、返品ポリシーなどを登録しておけば、顧客自身がチャットから必要な情報を確認できます。
定型質問をAIに任せることで、担当者は個別判断が必要な相談へ時間を使いやすくなります。解決できない問い合わせを外部ヘルプデスクへエスカレーションする設定もできるため、すべてをAIに任せるのではなく、AIと人間を組み合わせたサポート体制も構築できます。
2.見込み客への案内や営業活動を支援する
商品・サービスを検討している見込み客への案内にもChatbaseを利用できます。料金や機能についてその場で回答し、顧客の疑問を解消しながら次の行動へ案内できます。
リード情報の収集に加えて、CalendlyやCal.comを利用した面談予約などへつなげることも可能です。問い合わせフォームを送信して営業担当者からの返信を待つ流れだけでなく、顧客が検討しているタイミングで必要な情報を提示できるため、Webサイト上の接客担当として活用できます。
3.ECの商品案内・注文対応を効率化する
Shopifyとの連携では、商品案内から注文状況の確認までEC特有の問い合わせを自動化できます。商品カタログを利用して条件に合う商品を探したり、チャット内から商品をカートへ追加したりできます。
購入後は注文情報やカート内容の確認にも対応しているため、「注文はどこまで進んでいる?」「最近の注文を確認したい」といった問い合わせへの対応も可能です。
商品ページや配送・返品ポリシーをデータソースとして登録しておけば、購入前後を通じて同じAIエージェントを利用できます。EC担当者が繰り返し受ける質問を減らしながら、購入検討中のユーザーへの案内にも使えるのがメリットです。
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Chatbaseの料金プラン


ChatbaseにはFree、Hobby、Standard、Pro、Enterpriseがあります。無料で試せますが、Helpdesk・Voice・APIなど本格的な顧客対応機能はStandard以上が中心です。以下は2026年9月時点の料金です。
| プラン | 月払い | 年払い時の月額換算 | 月間メッセージクレジット |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 50 |
| Hobby | $40 | $32 | 700 |
| Standard | $150 | $120 | 4,000 |
| Pro | $500 | $400 | 15,000 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 個別設定 |
※参照:Chatbase 料金
無料で試せるFreeプラン
Freeプランは月額$0で、月50メッセージクレジットまで利用できます。1ワークスペースメンバーで、利用できるAIモデルにも制限があります。
まず自社サイトや資料を登録し、「どの程度自然に日本語で答えられるか」「自社のFAQに正しく回答できるか」を検証する用途に向いています。ただし、Freeプランでは14日間利用がないAIエージェントが削除されるため、長期間そのまま保存しておく検証環境には注意が必要です。
小規模運用向けのHobbyプラン
Hobbyは月額$40で、月700メッセージクレジットを利用できます。年払いでは月額換算$32、年間$384です。
Freeに加えて高度なAIモデル、Integrations、Basic analytics、添付ファイルなどが利用でき、メンバー数は2人です。小規模なWebサイトでチャット対応を始めたい企業や、無料検証を終えて実際の問い合わせへ使い始めたいケースに検討しやすいプランです。
本格運用向けのStandard・Proプラン
顧客サポートを本格的に自動化するなら、Standard以上が主な候補です。Standardは月額$150で4,000クレジット、年払いでは月額換算$120・年間$1,440です。
StandardではHelpdesk、Voice、Telephony、Outbound campaigns、API、Personalization、Auto retrainなどが追加されます。StripeやZendeskなどの高度な連携も対象です。
Proは月額$500で15,000クレジット、年払いでは月額換算$400・年間$4,800です。Standardの機能に加えてAdvanced analytics、Sources suggestions、Tickets as a sourceなどが利用できます。問い合わせ件数が多く、分析と改善まで継続的に行いたい企業向けです。
大規模導入向けのEnterpriseプラン
Enterpriseは料金が公開されておらず、利用規模や要件に合わせた個別契約です。Proより高い利用上限に加え、柔軟な請求、カスタム権限、SSO、監査ログ、ホワイトラベル、優先サポート、CSM、SLAなどが用意されています。
HIPAA-eligibleやZero data retentionもEnterpriseの機能として案内されています。大規模な問い合わせ窓口や、社内のセキュリティ要件に合わせた運用が必要な企業は、一般プランだけで判断せず個別相談が必要です。
利用前に確認したいメッセージクレジットの仕組み
「1回の回答=必ず1クレジット」とは限らず、利用するAIモデルによって消費量が変わります。現行ドキュメントでは、GPT-5やGPT-5.1など1クレジットのモデルがある一方、GPT-5.2は2クレジット、Claude 4.5 Opusは5クレジットとして案内されています。
音声はさらに、音声セッション自体で1分あたり6クレジットを消費し、AIが回答した分のモデル利用クレジットも加算されます。
そのため、単純に「月4,000回回答できる」と考えるのではなく、利用モデルとチャネルを踏まえて必要量を見積もる必要があります。クレジット不足に備えたAuto rechargeは1,000クレジットあたり$40です。
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Chatbaseの日本語対応状況


Chatbaseは日本語を扱えますが、「日本語対応」は回答・管理画面・サポートを分けて考える必要があります。顧客との日本語会話には対応している一方、サービス運用側では英語に触れる場面があります。
日本語の質問・回答に対応している
AIエージェントは日本語の質問を理解し、日本語で回答できます。公式FAQでは95以上の言語をサポートし、日本語も対応言語として明記されています。
ユーザーが使った言語を自動検出し、同じ言語で回答する仕組みが案内されています。また、学習させたデータと回答に使う言語を必ず一致させる必要はなく、異なる言語での応答にも対応しています。日本語のFAQや商品情報、マニュアルなどを登録して国内顧客向けのAIエージェントを作ることも可能です。
管理画面には英語表記が残る
日本語で顧客対応できることと、管理画面が完全に日本語化されていることは別です。現行の公式ガイドでは「Data sources」「Actions」「Playground」「Deploy」など英語のメニュー名を使って操作方法が案内されています。
基本操作は画面を見ながら進められますが、日本語のみで完結する国産サービスと同じ感覚を想定すると戸惑う可能性があります。担当者が英語表記のSaaSに慣れていない場合は、Freeプランで管理画面も含めて操作性を確認しておくと判断しやすいです。
サポート利用では英語が必要になる場合がある
公式FAQやドキュメントは英語が中心で、日本語専用サポートが提供されるとは公式情報で明記されていません。問題が起きた際は公式Help Centerやドキュメントを確認し、必要に応じてサポートへ問い合わせる流れになります。
そのため、複雑な設定やトラブルについて問い合わせる場面では、英語で内容を確認・伝達する必要が生じる可能性があります。AIエージェント自体の日本語性能だけではなく、導入担当者が英語ベースの管理情報を扱えるかも確認しておきたいポイントです。
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Chatbaseの始め方・使い方


基本的な導入は「作成→データ登録→テスト→公開」の順に進めます。Webサイトへチャットを置くだけなら、大規模なシステム開発をせずに設定できます。まずは少量のデータで試して回答を確認すると進めやすいです。
Step1 ChatbaseでAIエージェントを作成する
Chatbaseへ登録したら、Dashboardの「New AI Agent」から新しいAIエージェントを作成します。Freeプランから始められるため、最初から有料契約を前提にする必要はありません。
この段階では、まず「問い合わせFAQを担当させる」「商品案内へ使う」など目的を絞ると設定しやすくなります。何でも答えるAIにするより、担当業務を明確にしたうえで必要なデータを用意する流れが分かりやすいです。
Step2 Webサイトや文書などのデータを登録する
AIエージェントが回答時に参照する自社データをData sourcesへ登録します。Webサイト、PDF・Word・TXT、テキスト、Q&A、Notionなどから用途に合う方法を選べます。
Webサイトを利用する場合はサイト全体のクロール、XMLサイトマップ、個別URLを利用できます。古い料金ページや不要な記事まで読み込ませたくない場合は対象ページを整理しておきましょう。
データを追加・削除・更新した後はRetrainを行い、AIエージェントへ反映します。Standard・Proでは対応するデータソースを24時間ごとに更新するAuto Retrainも利用できます。
Step3 AIモデルや指示を設定して回答をテストする
公開前にPlaygroundで実際の問い合わせを入力し、回答内容を確認します。見るべきポイントは、事実の正確さ、質問との関連性、必要情報の網羅性、ブランドに合う話し方です。
必要に応じてAI Model、Instructions、Temperatureを調整できます。Instructionsでは話し方だけでなく、対応する内容・対応しない内容、ビジネス上の目的、有人対応へ切り替える条件などを具体的に設定できます。
モデルを変えると回答品質だけでなくメッセージクレジットの消費量も変わるため、最も高性能なモデルを固定で選ぶのではなく、想定質問を複数パターン試しながら品質とコストのバランスを確認しましょう。
Step4 WebサイトなどにAIエージェントを公開する
回答に問題がなければDeployから利用するチャネルを有効にします。WebサイトではChat widgetを有効化し、表示されるJavaScriptの埋め込みコードをサイトへ追加します。
WordPressには専用の連携方法も用意されています。Webサイト以外では、WhatsAppやメールなど用途に応じたチャネルを選択できます。
公開後は実際の会話ログやユーザー評価を確認し、回答できなかった質問があればデータやInstructionsを見直します。公開を完成扱いにせず、会話データをもとに調整する運用まで含めて考えると使いやすくなります。
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Chatbaseを導入するメリット


Chatbaseのメリットは、AIエージェントを比較的導入しやすく、顧客対応を複数チャネルへ広げられる点です。専門的なAI開発を一から行わず、自社情報を活用した自動対応を始められます。
1.専門的な開発なしで導入しやすい
基本的なAIエージェントの作成やWebサイトへの設置は、専門的なAI開発をせずに進められます。データソースを登録し、Playgroundで回答を確認して、埋め込みコードをサイトへ追加するのが基本的な流れです。
WordPressやShopifyには個別の連携方法も用意されています。独自の業務処理が必要になればAPIやCustom Actionまで拡張できるため、最初はノーコードに近い形で始め、必要になった部分だけ技術的な連携を追加する運用も可能です。
2.問い合わせ対応を24時間自動化できる
営業時間に関係なく、よくある質問へAIが回答できます。「料金を知りたい」「返品条件を確認したい」「この機能は使える?」といった定型的な問い合わせを、担当者が毎回返信する必要を減らせます。
顧客側にとっても、メールの返信や営業時間を待たずに情報を確認できるメリットがあります。AIで解決できなかった内容だけを人へ回す設計にすれば、対応件数を抑えながら必要な問い合わせには人間が対応する体制を作れます。
3.複数チャネルの顧客対応を効率化できる
Webチャット、メール、音声、WhatsAppなどに同じAIエージェントを展開できます。顧客接点ごとに個別の回答システムを作るより、情報や対応方針を集約しやすくなります。
Helpdeskではwidget、email、WhatsApp、APIなどから届くチケットをまとめて管理できます。顧客が利用するチャネルが増えている企業ほど、AIによる一次対応と一元管理を組み合わせるメリットが大きくなります。
4.自社データを使って回答精度を高められる
一般的な生成AIの知識だけに頼らず、自社の商品情報・FAQ・マニュアルなどを回答へ反映できます。自社固有の料金、仕様、社内ルールなどを案内する顧客サポートでは特に重要な機能です。
さらにQ&Aを追加したり、問題のある回答をReviseしたりして精度を調整できます。実際の問い合わせ内容を見ながら不足情報を追加していけば、自社でよく聞かれる質問へ対応しやすいAIエージェントへ改善できます。
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Chatbaseを導入する際の注意点


Chatbaseは導入しやすい一方、契約料金だけを見て決めると想定とのずれが生じる可能性があります。クレジット、英語UI、データ更新、有人対応まで含めて運用を設計する必要があります。
1.AIモデルによってクレジット消費量が変わる
同じ契約プランでも、選ぶAIモデルによって実際に対応できる回答数が変わります。1回答につき1クレジットのモデルだけでなく、2クレジットや5クレジットを消費するモデルもあります。
さらに音声利用では1分あたり6クレジットの音声利用分に加え、AIモデルの回答分も消費します。問い合わせ件数だけで月間クレジットを見積もらず、「何のモデルを使うか」「テキストか音声か」まで含めて試算したほうが実際の費用を把握しやすくなります。
2.管理画面が完全日本語化されているとは限らない
顧客との日本語会話には対応していますが、管理側では英語のメニューや用語に触れる場面があります。Data sources、Actions、Deploy、Instructionsなど、公式ガイドも英語の画面名称を前提に案内されています。
英語のSaaSに慣れていれば大きな障壁になりにくい一方、複数の担当者が日常的に運用する場合は操作教育が必要になる可能性があります。本契約前に実際の管理画面まで確認しておくと安心です。
3.学習データは定期的な更新が必要になる
登録した情報が古ければ、AIも古い内容をもとに回答する可能性があります。料金改定、商品追加、キャンペーン終了、利用規約変更などがあった際は、データソース側も更新する必要があります。
ChatbaseにはRetrain機能があり、Standard・Proでは対応するデータソースを24時間ごとに更新するAuto Retrainも利用できます。ただし、元ページ自体の情報が古ければ解決しません。誰が情報を更新し、どのページをAIに参照させるかという社内ルールも決めておきましょう。
4.AIだけで完結させず有人対応への切り替えも設計する
返金、契約、セキュリティなど判断が必要な問い合わせまで、すべてAIだけで処理する設計は避けたほうが運用しやすいです。Chatbaseには「Escalate to Human」のActionがあり、対応できない会話を連携済みのヘルプデスクへ引き継げます。
Zendesk、Salesforce、Intercom、Zoho Desk、Freshdesk、HubSpot、Help Scoutなどが有人エスカレーション先として案内されています。引き継ぎ時には会話履歴や取得済みのユーザー情報も渡せます。
「顧客が人との会話を希望したとき」「AIの回答だけでは解決できなかったとき」「請求やアカウント情報など人が確認すべき内容」といった条件をあらかじめ決めておくと、AIの効率性と人間による対応品質を両立しやすくなります。
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Chatbaseのセキュリティとデータの扱い


ChatbaseはSOC 2 Type IIとGDPRへの対応を掲げ、顧客データを保存時・通信時の双方で暗号化しています。権限管理、リクエスト数を制御するRate Limiting、エージェントを埋め込めるドメインを制限するDomain Allowlistなども用意されています。
プライバシーポリシーでは、ユーザーが登録したデータをAIモデルの学習には使用せず、RAGを利用して回答を生成すると説明されています。データベースとアプリケーションはAWSの米国リージョン上で稼働し、データも米国で処理される方針が示されています。
EnterpriseではHIPAA-eligible、SSO、監査ログ、カスタム権限、Zero data retentionなども提供されています。
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Chatbaseが向いている企業・向いていない企業


Chatbaseが合うかどうかは、AIの性能だけでなく運用方法で変わります。自社データを活用して顧客対応を自動化したい企業とは相性がよい一方、日本語完結や完全な有人対応を重視する企業は比較が必要です。
Chatbaseが向いている企業
問い合わせ件数が多く、FAQや商品情報など回答の根拠になるデータをすでに持っている企業に向いています。特にWebサイト、EC、SaaSなど、同じような質問が繰り返し発生する業務では活用しやすいです。
- Webサイトの問い合わせを24時間自動化したい
- FAQ・マニュアル・商品ページなどのデータがある
- チャット・メール・音声など複数チャネルを効率化したい
- ShopifyやStripe、ヘルプデスクなどと連携したい
- 無料で回答品質を確認してから導入したい
Chatbaseが向いていない企業
管理画面やサポートまで完全に日本語だけで運用したい企業は、他サービスも含めて比較したほうが判断しやすいです。また、問い合わせ量が多い場合は必要クレジットが増えるため、想定コストの検証も必要です。
- 英語表記の管理画面を避けたい
- AIに渡せるFAQや商品情報がほとんど整備されていない
- すべての問い合わせを最初から人間が対応する必要がある
- 利用するAIモデルやクレジット消費を管理する運用が難しい
- 自社のセキュリティ要件とChatbaseの契約条件が合わない
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まとめ|Chatbaseは自社データを活用して顧客対応を自動化できるAIエージェント
Chatbaseは、自社のWebサイトや文書などを活用し、問い合わせ対応・営業・商品案内を自動化できるAIエージェントプラットフォームです。日本語での質問・回答にも対応し、Webチャットだけでなくメールや音声、WhatsAppなどへ顧客対応を広げられます。
ShopifyやStripe、各種ヘルプデスクとの連携も充実しており、単に質問へ答えるだけでなく、注文確認や予約、有人対応への引き継ぎまで自動化できます。
一方、料金は利用するプランとメッセージクレジットで変わり、AIモデルによっても消費量が異なります。管理画面や公式情報には英語表記が多い点、データソースを継続的に更新する必要がある点にも注意が必要です。
まずはFreeプランで自社のFAQやWebサイトを登録し、実際の問い合わせを想定して回答品質を確かめると判断しやすくなります。そのうえで問い合わせ量、必要なチャネル、外部連携、セキュリティ要件を整理し、Hobby・Standard・Pro・Enterpriseから運用に合うプランを選びましょう。
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